どうしたホワイト・バンド
やはり、ファッションで終わってしまうのでしょうか。
ホワイト・バンド 。店頭在庫が増えるのに比例して、まちでは身に付けているひとが減ってきているように思います。
夏、付けるには、あんなシリコンゴム製のバンドは暑過ぎたのかな?
大量の売れ残りのバンドは、どうなるんだろう? 考えるのが嫌になる問題です。
思うに、ホワイト・バンドの販売に携わった店舗、人々は、その後のプロモーションにも力を入れる義務があります。これは、義務です。
ホワイト・バンドの収益が、どんな国・地域でどのように活かされたのかの説明や、
キャンペーン事務局主催のイベノトの告知など、
貧困の撲滅というホワイト・バンド誕生の本来の目的のために今できることは、少なくないはずです。
また、ホワイト・バンドを買ったひとは、意地になってでも、それをいつまでも身に付け続けてほしいと思います。
ホワイト・バンドを身に付けていること自体が、貧困の無い世界をつくりたい、というメッセージの発信になるからです。そのメッセージを、いつまでも絶やさないでほしい。
貧困問題は、一過性ではないのです。
ホワイト・バンド事務局
勝手にベストイレブン 2 日本代表。
北朝鮮に0-1、中国戦は2-2。
東アジア選手権、ここまで、1敗1分。どうした日本!
さっそく改革です。
僕の指揮による、サッカー日本、A代表。
FW :
高原 直行 (Hamburger SV ドイツ)
大黒 将志 (ガンバ大阪)
MF :
中田 英寿 (Fiorentina イタリア)
中村 俊輔 (Certic スコットランド)
松井 大輔 (Le Mans フランス)
小野 信二 (Feyenoord オランダ)
今野 泰幸 (FC東京)
DF :
中沢 佑二 (横浜Fマリノス)
田中 誠 (ジュビロ磐田)
阿部 勇樹 (ジェフユナイテッド市原・千葉)
GK :
榎本 達也 (横浜Fマリノス)
substitution :
FW : 久保 竜彦 (横浜Fマリノス)
田中 達也 (浦和レッズ)
MF : 稲本 潤一 (West Bromwich イングランド)
中村 直志 (名古屋グランパスエイト)
二川 孝広 (ガンバ大阪)
DF : 宮本 恒靖 (ガンバ大阪)
植村 健一 (東京ヴェルディ1969)
GK : 楢崎 正剛 (名古屋グランパスエイト)
今野が好きなので、ボランチで活かしたいなと。小野とのダブル・ボランチは、僕の夢。
FWは高原と大黒。調子さえ出れば、この2人が一番決定力があり、守備への貢献も高い。
いざというところでは、途中交代で久保を。
DFラインはちょっと迷ったのだけど... 妹が阿部の大ファンなので、入れてみました。
さておき...
さあ、あさっての韓国戦では、いい試合と結果を期待しています...
エロってこと
フジテレビの某女性アナウンサー・Uが、胸を強調していない服を着ていると、不自然というか、ずいぶんもの足りなく感じてしまいます...
彼女のように、いやらしさを伴わなければエロスを表現できないひとは、かわいそうです。
セックスを超えた魅力を持ったからこそ、たとえば、マドンナはマドンナになった。のだと思います。
(もちろんマドンナの場合は、ジェンダーをぶち破るといった社会性を伴ったわけだけれど。)
エロスは、個人の嗜好に強く影響されるとはいえ、健康的なものとセックス的なものが絶対的にあって、その程度とバランスが人間の魅力を形作っているのだろう、と思っています。
6月の寄付。
ときど記 後記、先月6月の訪問者数は、682人でした。
ご覧になってくださった皆さん、いつもありがとうございます。
コメントは3件、トラック・バックは5件、ありました。
読者の方も1人増えて、4人になりました。うれしはずかし。
どうもありがとうございます。
今月の寄付額は、いつもの公式に「累計の読者数 × 100円」を加えて、
(訪問者数 × 10円 + コメント&トラックバック × 100円 + 読者 × 100円 =)
6820 + 800 + 400 = 8020円。
今月の寄付先は、
以前も寄付した、難民を救う会(http://www.aarjapan.gr.jp )。
世界各地の地雷対策、障害者自立支援、災害時の緊急支援等を行っているNPO法人です。
今回は、ザンビアで、エイズのために両親をなくすなどして苦労している子どものために、通学用の備品を提供するための、8020円。
2000円あれば、子ども1人が就学に必要な教科書、文房具、かばんが、まかなえるのだそうです。
たった、4人分ではありますが。
学校に通えることが、そのことが困難な環境に暮らす子どもにとってどれほど大きな喜びになるのかを考えれば、この4人分にも大きな意味があると思います。
しっかり、勉強するんだぞー。
また、人身事故
どうして人身事故は、日本の都心に住むたいていのひとにとって、普通の日常的な出来事でしかないのでしょうか。
猛スピードで走る電車に身を委ね、命を絶つ。非日常の、僕には想像もつかない恐ろしさです。
でも、たいていのひとにとっては、ああ、また電車が遅れるね、くらいの感想しか残さない。
今日、京浜東北線の人身事故に遭遇しました。
僕が乗っていた列車の、1、2本前の列車による事故だったようです。
乗り合わせた乗客の皆さんは、口々に
「どうやって迂回して行こうかなあ」
「遅延証明、もらえるかしら」
「時間かかるなあ」
もちろん誰もが、心の中では、事故で死傷したひとのことを少しは、考えていたのかもしれないけれど、これもほとんどのひとにとって、一人の命よりも、きっとほんの数分数十分の時間のロスの方が、重かった。
それは、とても悲しいことだと思うのです。
亡くなったひとの遺族や、友達は、大切なひとを亡くした悲しみと、責任を背負っていかなければならないのに、大多数はほんのちょっとの迷惑を感じるだけ。
亡くなった方の冥福を祈ります、の一言も、電車の車掌さんが言うことは無い。
迂回の方法とか、電車の遅れの謝罪ばかり。
それは当然だろうし、鉄道会社にとってはいい迷惑としか言いようも無いのかもしれないけれど。
駅の恐ろしさを、考えたことはありますか。
人間にあれだけ近い、目と鼻の先の距離を、時速数十キロの硬い物体が駆けていく。
鉄道の駅が潜在的な危険が在る場所であることを、鉄道会社や、それを利用する僕たちは、どれほど自覚しているのでしょうか。
自覚すべきなのでしょうか。
勝手にベストイレブン
サッカー、世界選抜。
FW :
ドログバ (Chelsea/コートジボワール代表)
シェフチェンコ (A.C.Milan/ウクライナ代表)
MF :
ロナウジーニョ (Barcelona/ブラジル代表)
パク・チソン (Manchester United/韓国代表)
デコ (Barcelona/ポルトガル代表)
マケレレ (Chelsea/フランス代表)
ピルロ (A.C.Mlian/イタリア代表)
DF :
マルケス (Barcelona/メキシコ代表)
スタム (A.C.Milan/イタリア)
バルバレス (Hamburuger SV/ボスニア・ヘルツェゴヴィナ代表)
GK :
ブッフォン (Juventus/イタリア代表)
substitution :
FW : サハ (Manchester United/フランス代表)
ファン・ニステルローイ (Manchester United/オランダ代表)
MF : ランパード (Chelsea/イングランド代表)
カカ (A.C.Milan/ブラジル代表)
ダクール (A.S.Roma/フランス)
DF : マルディーニ (A.C.Milan/イタリア代表)
GK : カニサレス (Valencia CF/スペイン)
プレー・スタイルと顔で決めて、最近の調子や、チームとしての機能は二の次に...
でも、堅守マケレレがいるあたりで、バランスを考えたことをアピールしてみました。
バルバレスは本来、FWの選手ですが、先日のボスニア・ヘルツェゴビナ代表戦を観て、DF能力の高さに驚きました。
というわけでつぼ
監督のもとでは、DFとして活躍してもらいます。
けっこう、いいチームかも。
ホワイト・バンド
ホワイト・バンド (http://hottokenai.jp/ )というのがとても流行っていて、僕の周りでも身に付けているひとや、購入したというひとがちらほらいます。
300円のリングを購入すると、その収益が、世界の貧困の解決のために役立てられ、
その白いリングを身に付けることが、「貧困をなくそう」というメッセージになる。
世界規模で展開されているようで、なかなかいい、取り組みだなと思うのです。
でも、僕自身は、このリングを買おうとは思っていません。
理由は色々あって、たとえば、
どうしてゴム製なんだろう(ゴムがゴミになったときの環境への悪影響)、
所詮はファッションを重視しただけなんじゃないか、
どうせならフェア・トレードのコットンでも使った方が、人にも環境にも優しいんじゃないか、と考えたり、
塵も積もれば、とは言うけれど、自分自身が、このリングをほんの300円で買っただけで何かに貢献したような気になるのも嫌だった。(募金や寄付なら、他にいくらでもやり方はあります。)
何より、このテのアクセサリーには、すぐに飽きてしまうだろうなあという思いもあります。
そうしてゴム製のリングがいつかゴミになることを考えると、やはり買う気にはなれなかったのです。
このホワイト・バンド・キャンペーンの趣旨自体には賛同しています。
有名人を大勢起用したことで、メディアでも頻繁に取り上げられて、
日本で普通に生活しているだけではわからない世界各地の貧困問題に目を向ける、いいきっかけになっていると思います。
ただ、これがファッション(= 流行)で終わってほしくはない。
だから、一過性の盛り上がりにはならないようなケアを、ホワイト・バンド・キャンペーンの主催者に期待したいです。
貧困問題は、決して一過性のものではないのだから。
ホワイト・バンドの販売等、キャンペーンは年末まで続けられるとのこと。
今後は講演会などを企画していく、とのメッセージがホームページ上にあったので、そちらには顔を出してみようかなと思っています。
生協にて
― 人生について少し迷った。助言をお願いします。
― 大事なことを生協にお聞き頂いて恐縮です。
「人生について少し迷った」方が、大学生活を少しも迷わずに過ごした人(友人でいませんか?)よりも必ず成長できるはずです。
気楽に大学生として大いに悩んで下さい。ただし最近トラブルが急増しているので、怪しげな人生相談には注意して下さい。
またお気軽にご相談ください。
...大学の生協にある、「ひとこと掲示板」の中で見つけました。原文そのままです。
たいていのひとは、あの雑誌を取り扱ってほしいだの、このお菓子が欲しいだの、こういうサービスを望むだのといった、リクエストを書くわけですが。
それにしても、この回答は見事です。
生協の店員による文章として、ベストな回答だと思いました。無難で、要所をきちんと押さえている。
「大事なことを生協にお聞き頂いて恐縮です」 (この書き出し!)
「大学生として大いに悩んで下さい」
「怪しげな人生相談には注意してください」 (釘。)
そして、「またお気軽にご相談ください」。
大切なのは率直さとユーモアだということを再確認。
ロンドンと、バグダッド
ロンドンのテロは、確かに大きな事件で、大勢のひとが亡くなったり、傷ついたりしました。
同じような事件が、自分の身近で起こったら...という恐怖心を、世界中のひとに植えつけたことでしょう。その意味でもこの事件と、その報道には大きな意味があった。
一方で、イラクでも連日、襲撃や「自爆テロ」(この呼称は好きじゃない)が続き、100人ものひとが死傷した爆発事件も起こったといいます。
この事件は、新聞でもテレビでも、ちょろっと報道されただけ。インターネットでなんとか情報をキャッチできるとはいえ。
この違いは、何?
両社の報道時間の差は、異常と言っていいと思います。
こういうはなしはとても不謹慎だけれど、
もしもバグダッドのテロに日本人が巻き込まれていれば、そのニュースは連日報道されたはず。
あるいは、ロンドンでの同時多発テロばかりが、こんなにも懇切丁寧に日本国内で報道されているのは、
それが「ロンドンで起きたから」です。
世界有数の観光都市であり、「日本人も」大勢居住したり旅行したりするまちであり、軍備の上で大事な関係である国であるイギリスで起きたテロだからこそ、こんなにも扱いが大きい。
それは当然といえば当然です。
メディアは、報道は、日本国内に住むひとの安全や安心を少しでも保障し守ることに役立つべきだから、日本人に関係のあるまちの安全に関わる事件は、大きく報じられるべきです。間違いなく。
でも、日本との、日本人とのつながりが薄い国やまちの事件は、よほどショッキングでない限り、大きく取り上げられることは無い。一過性の報道で終わってしまう。
(その「日本とどこかの国のつながり」を強めるのも弱めるのも、多くはメディアの力です。)
また、日本に在住する外国人とその家族の安否は、一切報じられない。そんなことをしているとキリがないから、でしょうか?
ここでまたいつもの疑問にぶつかる。
ひとの命の、事件の、事故の、幸せの、喜びの、悲しみの、価値を決める基準は何? 誰が決めることができる? そもそも価値の違いなんてあるのか?
僕はまだ答えを出せずにいます。
比較のような そうでないような ― ロンドンのテロ事件
元気になりそうな名前だなあ、と、ルクセンブルグのユンケル首相のスピーチを見ながら思ったのでした。
7月10日、ルクセンブルグのユーロ憲法批准、国民投票で可決。
「テロに屈せず戦おうとするイギリス政府の姿勢に感動した。我々もテロ撲滅に向けて、最大限の協力をしたい」
的なことを英語でスピーチしたのは、我らがジョージ・ブッシュ、アメリカ大統領。
相変わらず彼には、同盟国を支持するポーズを見せ、気に喰わない奴らをぶっつぶすという発想しかないのね。
と、残念に思って、ユンケル首相にもらった元気を少し失う。
ブッシュの何が気に喰わないのだろう、と考えてみると、例えば今回のロンドンの同時多発テロに際して、彼の気持ちが、被害者やその家族を悼むことよりも、明らかにテロ集団を叩くことに注がれていることにあるのだとわかりました。
一国の大統領として、そして世界を牽引するリーダーとして、事後の対応に尽力するのは当然。テロ撲滅は必要でしょう。
でもその背景にあるのが、人間への哀れみや慈しみの心ではなくて、特定の人間を憎むような気持ちなのだとしたら、それはとても悲しいことだし、間違いなく次の惨事へとつながっていく。
たとえば、今回の事件が本当にアルカイダ系の組織に依るものだとしたら、今回のテロの犯人グル-プやそのボスを潰すだけでは、少しも本当の解決にならないのは明らかです。
中東の国々の関係、各国の一般市民の生活が安定しないのは、何が原因なのか? そこを解決しないと、同じことが延々と繰り返されていくだけです。
アメリカは、というかアメリカ政府に同調するひとたちは、その悲劇の応酬が嬉しいのかもしれない。戦争が好きなのかもしれない。
それが嫌なら、まずは反対するということ。
そして、無視されてしまったひとたちを助けるということ。
必要なこと、いっぱいあります。
テロ事件でなくなられた方々のご冥福をお祈りします。
そして、被害を受けたひとたちが、一刻も早く平和な暮らしを取り戻せますように。